Versant Speaking試験対策で知っておく必要がある6つの特徴
Versant(バーサント) スピーキング試験は、聞かれたことを理解し、応答する能力を測定する試験です。下記に試験を受講する際に知っておくべき特徴を6つ下記に述べます
1. 出題数63問のテスト内容
テストはパートA-Fで構成され出題数は63問、試験時間は約20分間となります。受験者は制限時間内に素早く解答することを求められ、発音、語彙、文章構成力、理解力などが計測されます。6つのパートの内容は下記となります。
A. Reading(音読) 8問 指示された文章を、指示された順序で声を出して読みます
B. Repeat(復唱) 16問 音声で流れた文章を聞こえたとおりに繰り返します
C. Short Answers(質問) 24問 質問で使用された単語を使って回答します
D. Sentence Builds(文の構築) 10問 ばらばらに並び替えられた単語または単語の連なりを聞き、文章を正しく作り回答します
E. Story Retelling(ストーリーリテリング)3問 短い物語を聞き、内容を自分の言葉で正確に伝えます
F. Open Questions(自由回答)2問 かんたんな質問に対して自由に回答します
2. 自動採点システムにより採点されます
採点は、試験官なしでモニターされ、AIテクノロジーを使用して自動で採点されます。 バーサント試験は、オンラインで受講可能なので、受験者にとって便利な場所で受講することができます。試験の間、受験者の音声が録音されるため、録音される音声をクリアに設定しておくことが必要になります。事前にAudioボリュームとマイクのチェックをしておきましょう。また、バーサント受験者は、試験の間録音されるため、集中力を保つ必要があります。エネルギーを保ち、はっきりとした声で回答をつづけるよう心掛けましょう。
3. 音声案内や指示をしっかり聞こう
音声案内を注意深く聞き、音声指示には必ず従いましょう。例えば、“Part A: Reading”で、もし指示がNo.5の文章を読むようにいったら、そのようにしましょう。このパートでは受験者は表示される文章を一度しか見れません。神経質になる必要はありませんが、受験者は注意深く聞いて理解し、指示に従い回答をする必要があります。各々パートで音声指示に従うことが、この試験で高得点をとるためのコツになります。
4. 試験の難易度は調整されます
試験の難易度は調整されます。これは、“Part B: Repeat” and “Part D: Sentence Builds”でもっとも適用されます。Part Bでは、受験者は、2-3語の単語から5語の単語で構成される文章を繰り返し復唱する必要があります。その出題ペースは速く、後半になるほど難しくなります。もしうまく回答できなくても、落ち込む必要はありません。次の問題でうまく回答しましょう。
5. Part E(Story Retelling)とPart F(Open Questions)は難関です
Part EとFはもっとも難関でチャレンジングなパートです。多くの受験者にとって、Story retellingと Open questionsは得点するのが難しく感じるかもしれません。Story retellingでは、3つのストーリーについて自分の言葉で文章を構成して語らなければなりません。Open questionsでは、柱となるメインの回答とその説明を提供しなければなりません。これらは、文章内容の整理や文章の構築をうまくできない受験者にとっては非常に回答することが難しいです。ここでの1つの重要なコツは、キーワードを探すことです。キーワードを使うことにより、受験者は少なくともストーリーと質問のいくつかの部分は覚えておくことができます。それから、このキーワードを使用して回答を構築しましょう。
6. しっかり準備しよう
他の試験同様に、事前にしっかり準備することが重要です。準備をすることにより、試験内容を把握でき、試験中に慌てなくて済みます。質問を聞いたときに驚かずに、本来の自分の力が発揮できます。
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